遺言・相続に関するコラム · 2024/11/02
借地権は相続の対象になる 借地権は相続の対象になります。借地権は、土地を借りて使用する権利ですので、相続財産として他の財産と同様に相続人に承継されます。 ただし、借地権を相続する場合や遺贈を受ける場合には、地主との契約関係に関する注意点がいくつかあります。 借地権の相続における注意点...
遺言・相続に関するコラム · 2024/10/28
事案の概要 被相続人Hの相続人は被相続人の子であるA及びBの2名であり、CはAの妻というケースで、Hは財産全部をAに相続させる旨の遺言をしていました。 Hの死亡後、BがAに対して遺留分侵害額請求権を行使したところ、CはBに対し、特別寄与料(民法1050条)のうちBが負担すべき相当額の支払いを求めました。 裁判所と裁判年月日...
遺言・相続に関するコラム · 2024/10/23
相続案件を扱っていると、葬儀費用に関する不当利得の案件(相談)がときどきあります。 2つの類型 実は、葬儀費用に関する不当利得の案件といっても全て同じ形ではなく、大きく2つの類型に分かれます。 【類型①】 相続人Aが喪主として自分のお金で葬儀費用を支払い、他の相続人に対して金銭を請求する類型 【類型②】...
遺言・相続に関するコラム · 2024/10/13
相続財産は相続財産法人に帰属する 相続人全員が相続放棄した場合、相続財産の処理は通常の相続手続きとは異なる流れをたどります。 まず、相続放棄とは、相続人が被相続人の財産(プラスの財産とマイナスの財産の両方)を一切受け取らない意思表示を裁判所に対して行うことを指します。...
遺言・相続に関するコラム · 2024/10/08
相続手続きにおいて、被相続人の遺産の内容を正確に把握することはきわめて重要です。 遺産のうち代表的なものは不動産と金融資産です。 以下では、不動産と金融資産に分けて調査方法について説明します。 不動産の調査方法 不動産の調査では、まず法務局での登記事項証明書の取得が基本です。...
遺言・相続に関するコラム · 2024/10/03
遺産分割において相続人の中に未成年者が含まれている場合、特別な配慮が必要です。特に、利益相反の問題や法定代理人の役割、特別代理人の選任などに留意しなければなりません。以下に、そのポイントを説明します。 利益相反と法定代理人...
遺言・相続に関するコラム · 2024/09/27
近年、ペットを家族の一員として愛する人々が増え、ペットの相続に関する関心も高まっています。「自分が亡くなった後、大切なペットをどうやって守るか?」というのは、多くのペットオーナーにとって重大な問題です。 しかし、日本では動物を法律上、物(動産)として扱っており、ペットそのものに直接遺産を遺すことはできません。...
遺言・相続に関するコラム · 2024/09/22
インターネットやデジタル技術が普及する中、私たちの財産や日常生活の多くがオンライン上に存在するようになりました。 それらは亡くなった後どのように扱われるのでしょうか?デジタル遺産に関する法的整備はまだ発展途上ですが、この記事では、オンライン資産やSNSアカウントの取り扱い方、それに伴う問題点を解説します。 デジタル遺産とは?...
遺言・相続に関するコラム · 2024/09/17
相続放棄の期間 相続放棄の期間について、民法は「相続人は、自己のために相続の開始があったことを知った時から三箇月以内に」相続放棄をしなければならないと規定しています(民法915条1項。この期間のことを「熟慮期間」といいます)。 「相続の開始」とは それでは「相続の開始」とはいつのことでしょうか?...
遺言・相続に関するコラム · 2024/09/12
法定相続人 孫に遺産を「相続」させることはできるのでしょうか? 遺産を「相続」できる人は法律で決まっており、民法で定められた「法定相続人」に限られます。 法律で決まっている「法定相続人」には、第一順位から第三順位まであります。 第一順位:子ども(民法887条1項) 第二順位:親、祖父母(民法889条1項1号)...