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家族信託は,生前贈与,成年後見制度,遺言などとは違って柔軟な財産管理を行うことが可能ですが,注意点がいくつかあります。 まず,家族信託を組成するだけで直ちに節税の効果があるわけではありません。贈与税がかかることを回避したり,認知症発症後も相続税対策が可能であるという点では間接的に節税効果はあるかも知れません。...
今回は遺言と家族信託の違いについて説明します。 遺言では,亡くなった後の財産の配分を指定できますが,生きている間の財産管理については一切指示することができません。...
今回は成年後見と家族信託の違いについて説明します。 成年後見制度は,本人の生活を守るために本人に代わって成年後見人が本人の財産管理を行う制度です。つまり,財産管理といっても,本人の財産からは本人の生活を維持するための最低限の生活費しか使うことができません。 そのため,次のような問題点が指摘されています。...
今回は生前贈与と家族信託の違いについて説明します。 生前贈与は,少しでも遺産を減らしておいて相続税を節約する目的で行う場合や,将来の認知症を心配して,早めに子どもに財産管理を任せるために行う場合などがあります。...
「家族信託」をご存知でしょうか? 信託法による信託のうち,営業として行う信託を「商事信託」といい,営業として行わないものを「民事信託」といいます。 「家族信託」は民事信託のうち,ご家族に財産管理を任せるものを指します。...
相続の法律相談で多いのが,「親の面倒をずっと看てきたのに,相続分は多くならないのですか?」という質問です。 いわゆる「寄与分」の話です。 今回は,寄与分に関する,素朴で,かつ,根本的な問題を深く掘り下げてみたいと思います。 寄与分とは,簡潔に言うと,相続人が被相続人の財産の増加に貢献した場合に,多めに遺産をもらえるという制度です。...
民法改正により,配偶者を保護する規定がいくつか新設されました。そのうちの1つに夫婦間の居住用不動産の贈与に関する規定があります。 まず,現行制度を見てみましょう。以下の架空の例で説明します。 夫婦と子ども1人の家族がいます。 夫婦で居住している不動産は3000万円の価値があります。...
民法が改正されて,2018年7月13日に公布されました。新民法の施行は原則として2019年7月1日です。 相続法も大幅に改正されました。 大きな改正点の1つに自筆証書遺言制度の改正があります。...
今回は,遺産の争いで起こる使途不明金問題についてお話しします。 例えば,親が亡くなってその子らが遺産分割の協議をする場合,一般的には親が亡くなった時点で残っている遺産の分け方について話し合います。 しかし,そうではなく,「親の生前に親のお金を使い込んだのではないか」ということで紛争が起きることがあります。...
遺言の効力という場合,形式的効力と実質的効力があります。 形式的効力は主に自筆証書遺言で問題となります。 自筆証書遺言とは,「自筆」つまり,自分で筆記する遺言です。 (この他に公証人が作成する公正証書遺言などがあります。) 形式的要件というのは,その要件が揃っていなければ,中身に入る前に遺言書全体が無効になるというものです。...

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