平成25年2月9日、神戸市立フルーツフラワーパーク内のホテルフルーツフラワーで開催された、ロータリークラブ阪神第3グループのインターシティミーティングに参加しました。
阪神第3グループとは、兵庫県の宝塚市、三田市、丹波市、篠山市にある7つのロータリークラブからなるグループです。
インターシティミーティングとは、一言でいうと、グループ内での親睦を深めるための会合です。
ひととおり関係者の挨拶などが済んだ後、若松進一さんの講演がありました。
若松進一さんは、愛媛県伊予市双海町(ふたみちょう)の「夕日のミュージアム」名誉館長などをされている方で、双海町役場で勤務されていたころから熱心にまちづくりに携わってこられました。
若松さんのお話はとても分かりやすく、かつ、面白く、会場は何度も大きな笑い声に包まれました。
若松さんは、「18時間マラソンシンポジウム」といって、まちづくりについて18時間の議論を企画・実行したり、「夕焼けプラットホームコンサート」という駅のプラットホーム上でのコンサートを企画・実行したりと、様々なまちづくりの活動をされてこられたそうです。
若松さんのお話でとても印象に残った言葉がありました。
それは、「自分の町に誇りを持っていない親に育てられた子供たちが、まちづくりなんてできますか?」という言葉でした。
親が「田舎だから○○がない、○○がない」と嘆いていては、子供たちが町を好きになるはずがないというのです。
「ない」ことを嘆くのではなく、自分たちの町にどんな魅力が「ある」のかに気付かなければ、まちづくりはできないということです。
このことは、まちづくりだけにあてはまるものではないと思います。
組織においても、あるいは、家庭においてもあてはまるのではないでしょうか?
自分たちの魅力は何なのか、武器は何なのか。それに気付くということがとても大事なことだと教えられました。
若松さんのお話を聞いて、私も宝塚のまちづくりに少しでも貢献できればいいなと改めて思いました。
若松さんの講演の後、懇親会に参加し、その後、フルーツフラワーパークで開催されていた「神戸イルミナージュ」というLEDイルミネーションイベントを観てきました。
とても幻想的で美しいイルミネーションに癒されました。