代表者挨拶


皆様はどんな弁護士を探していらっしゃるでしょうか?

 

「しっかりと話を聞いて欲しい」

「難しい用語を使わないで欲しい

「強気で交渉して欲しい」

「裁判に勝って欲しい」

 

いろいろな要望があるかと思います。

 

私は、法律のプロとして法律や裁判例を知っていることは当然として、法律上の難しい仕組みや用語を噛み砕いてご依頼者様に説明することを心掛けています。

 

なぜかというと、そうしなければご依頼者様と十分な意思疎通が図れないからです。

 

ご依頼者様と十分な意思疎通を図れないとなると、後になってから、「え?そんなこと言ってましたか?それならそうと早く言って欲しかった。今から法律構成を変えるのは大変だなあ。」ということになります。

 

上記の例は、ご依頼者様としては言ったつもりだったんだけれども、弁護士には伝わっていなかったという例です。

 

逆に、弁護士がご依頼者様に説明したつもりでも、後になって、ご依頼者様から、「そのような説明は聞いておりません。」と言われる場合もあります。

 

実は,裁判というものは事実関係が非常に重要です。事実関係を正確に把握するためにはご依頼者様との十分な意思疎通が不可欠なのです。

 

誤解を恐れずに言えば、裁判というのは、法律云々よりも事実をどのように整理するかで勝負が決まると言っても過言ではありません。

 

法律構成というものは事実関係を整理すれば自ずと構成できるものです。

ですから、ご依頼者様の話をしっかり聞いた上で、「その事実関係からはこういう法律構成になります。この法律構成の場合、このようなメリット・デメリットがあります。」と、可能な限りご依頼者様に対して正確にわかりやすい言葉で伝える、ということを重視しています。

 

私が重視しているもう一つの点は、相手の行動の予測です。

裁判は将棋やチェスに似ているところがあります。

将棋やチェスでは、こちらが一手指せば相手も一手指します。

裁判に関していうと、こちらが何かを主張すれば相手も何らかの反論をします。

この相手の反論を常に予測しなければなりません。

 

将棋の「詰将棋」で例えてみましょう。 詰将棋では、相手が最善の受け方(逃げ方)をしても相手玉を詰まさなければ「正解」とはいえません。

自分の都合の良いように相手が下手な逃げ方をして詰ましても正解ではないのです。

 

この点、ご依頼者様の中には、相手が自分にとって都合の良い逃げ方(相手にとって下手な逃げ方)をすることを想定して、「こういう作戦はどうですか?」と提案される方がいらっしゃいます。

 

しかし、それでは詰将棋でいう正解にはなりません。

裁判においても、相手が最善の対策をとっても勝てる対策を練る必要があるのです。

 

この点をご依頼者様に説明するのは、実はたいへん困難です。

「あなたの言っていることはご自身にとって都合のいい話ばかりで、そんなに都合よく裁判は進みませんよ。」と、ご依頼者様を否定するような発言をしなければならないからです。

 

このような話はたいへん言いにくいことですが、私は必ず説明させていただくことにしています。

なぜなら、結果的にその方が勝つ確率が上がるからです。

 

私は仕事をする上で、上記のようなことに重きを置きながら仕事をしている弁護士です。

 

もし、あなたが依頼したい弁護士像と私が重なるようでしたら、一度相談にいらしてみてはいかがでしょうか。

 

弁護士 木 野 達 夫(兵庫県弁護士会所属)